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オーバーホール
エンジンのリフレッシュ(オーバーホール)
非常用発電機のオーバーホールは主に劣化したガスタービンのメンテナンスで行います。技術力を求められる作業なので実績豊富な業者に依頼しましょう。
オーバーホールとは
エンジンやタービンを分解洗浄してリフレッシュさせる事です。
ただ洗浄するだけではなく、ガスケットなどを新品に交換して、グリスアップをやり直すなどの手間を加える事で、整備前の状態が経年劣化だけであれば、新品に近い状態まで回復させる事ができます。
メンテナンスの手法の中でもオーバーホールはもっともランクが高い方法で、損傷などの致命的な不具合がなければ、ほぼ全ての不具合を直せるとともにリフレッシュできます。
ただし、オーバーホールをする箇所にもよりますが、非常に手間がかかるため技術料(工賃)が高額になるデメリットがあります。また、専門技術と経験が求められる難しい工程なので、整備業者の腕で品質が大きく変わってきます。
非常用発電機のオーバーホールの必要性
オーバーホールは、費用対効果を考慮して、実施する必要性を考慮しないといけません。
試験運転を含めて少しでも使用している中古状態であれば、オーバーホールすることで相応のリフレッシュ効果は期待できます。
しかし、基本的にはメンテナンスにおけるオーバーホールは最後の手段という位置付けになっています。
医療で例えると…
負荷試験点検は健康診断でオーバーホールは手術です。
ディーゼルエンジンとは対照的にガスタービンエンジンは高温、高圧、高回転と過酷な状況を作って発電している事やタービンの構造自体は簡単な事から、オーバーホールの必要性が高いです。